こんばんは。
スタンディングオンの森田です。
百人一首の中の、恋の歌は43首あるそうで、
その中から、5つほど、
現代訳も一緒に、書きます(*´-`)
★君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひぬるかな
[わたしの命など惜しいと思った事は無かったのに
今は愛しいあなたのために こんな命でさえも
生きていたいと思ってしまう]
★みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえ昼は消えつつ 物をこそ思へ
[御垣守りの衛士が焚く火のように
夜には激しく燃え
昼間には この身が消えてしまいそうになりながら
あなたの事を想っています]
★忘れじの ゆく末までは かたければ 今日の限りの命ともがな
[わたしの事を忘れないと約束してくれましたが
いつまでその約束を守れるか難しい事です
それならばいっそ まだあなたに思われている
今日限りの命であってほしい]
★ありま山 ゐなの笹原風吹けば いでそよ人を 忘れやはする
[有馬山から 猪名の原野にそよ風が吹き降りれば
篠笹の葉も風にゆれる その音のように
どうしてあなたを忘れたりすることができるでしょうか]
★やすはらで 寝なましものを 小夜ふけて かたぶくまでの 月を見しかな
[あなたが来ないなら ためらう事もなく寝てしまえるのに
夜は更けて 沈んでゆく月を いつまでも見ている]
他にも、恋の歌を読んでいると、
袖を涙で濡らしたなどの表現があり、
切ない想いを歌にしているのが多いです。
いつの時代も、想う気持ちは変わらないんでしょうが、
昔は環境や状況が複雑ですものね。
百人一首って、坊主めくりしかしたことがないので(^_^;)
恋の歌を読んでて面白かったです。
帰宅時には石鹸で手洗いし、
しっかり食べて、グッスリ睡眠をとって下さいね(^人^)
今日も1日お疲れ様でしたm(_ _)m