2020年から5Gの時代と働き方改革により、労働者と中小企業にとっては非常に厳しい時代が待ち受けていると考えています。
まずは中小企業の視点からお話ししたいと思います。
税金(社保、労働保、など)の費用負担が増大し、収益を上げることが大変です。いかに人件費を減らし、
収益性を確保できるかが一番の課題です。
ある企業は、時すでに「正社員」採用を中止し、外注化に変貌を遂げている企業もあります。
当社もそのカテゴリーに入るのですが、販管費の中で一番費用がかかるのが「福利費」なのです。要するに税金です。
何かお国のために働いているという感覚ですね。苦笑 もう日本は社会主義国家なんです。稼いでも支払いが多いので、
余りお金が残らないです。よく企業の内部留保が500兆円!なんて報道がありますが、あれは借金含んでの数字なので、実際は
そんな現金があるわけでもないのですね。政治家さんは何も理解していませんね。苦笑
消費税も預り金なので、売り上げが増えたところで結果的に支払うことになります。むしろ資金管理をきちんとしないと
消費税が払えないなんてことにもなりかねません。しっかり資金管理しましょう。
中小企業では、消費税滞納が結構あるのをご存じでしょうか?資金管理不足もあるでしょうが、
それくらい経営は厳しいのです。
働き方改革は、時間を減らして付加価値をあげろ!という施策です。企業はどんどん機械化を進めるでしょうし、
コア人材(プロフェッショナル人材)をさらに必要とするでしょう。「単純作業の正社員」は必要ではなくなり、
より人事改革は進むと見ています。そうなると、一般の労働者は「雇われえるスキル」を磨かないと、大変なことになります。
これからの中小企業は、まさに「少数精鋭」の組織になっていくのではないでしょうか。いやー厳しいですね・・・。